夏は暑くてブーツはお休みという方も多いと思います。
暑くなるこれからの季節は、サンダルにスニーカー率が高くなりますよね。
筆者も普段レッドウイング(RED WING)やダナー(DANNER)などブーツを履いているのですが、夏はどうしてもブーツを履き頻度が下がります。
そんな今時期は、ソール交換(リソール)やメンテナンスに絶好の季節です!
今回はRED WING(レッドウイング)アイリッシュセッターのトラクショントレッドソール(ヒール一体成形式)を中心に話を進めます。
夏の間にソール交換などしっかりメンテナンスしましょう!
RED WING(レッドウイング)のソール交換(オールソール)とは?
オールソール
アイリッシュセッターなどレッドウイングの多くのモデルに使用されているのは「トラクショントレッドソール」です。
「トラクショントレッドソール」はヒールのみの交換などの部分交換はできず、オールソールのみの修理が可能です。
部分リペア
ベックマンやエンジンニア等のヒール別体式はヒールとアウトソールが異なるパーツで構成されています。
ヒールのみの部分リペアも可能です。
RED WING(レッドウイング)のソール交換はどこに持っていけばいいの?
「正規代理店やシューリペアショップ」
レッドウィング・ジャパンでの直接の持ち込みは行われていません。
基本は、国内正規取扱店での持ち込みです。
現在は、正規品であれば、原則として国内正規品、並行輸入品の区別なく修理が可能です。
また、国内正規取扱店を通さず、優れたシューリペアショップにお願いすることも可能です。
好きなソールにカスタムするために、有名店にリペアをお願いできるのもレッドウィングの魅力です。
正規代理店にお願いするメリット&デメリット
シューリペアショップにお願いするとほぼビブラム(Vibram4014)に交換されます。
RED WING(レッドウイング)純正のトラクショントレッドソールを扱えるシューリペアショップはかなり少ないです。
正規代理店を通すと結構な時間がかかります。
混み具合にもよりますが1〜3ヶ月ほどかかる場合がほとんどです。
シューリペアショップにお願いするメリット&デメリット
シューリペアショップはカスタムする際に様々な相談に乗ってもらえます。
自分のライフスタイルにもっともあったソールを紹介してくれたり、ソール以外の点も相談に乗ってくれます。
カスタムしたいという方におすすめです!
また、正規代理店に出すよりも早く終わります。混み具合によりますが、1ヶ月ほどで終わります。
RED WING(レッドウイング)純正のトラクショントレッドソールにできない場合がほとんどです。
なぜなら、RED WING(レッドウイング)純正のトラクショントレッドソールはほとんどのシューリペアショップで取り扱いがないからです。
どうしても純正のソールがいいという方は正規代理店に出すしかないです。
リペアに出す際のルール
最低限、泥だらけで汚い状態ではなく、ある程度キレイにメンテナンスをした上でリペアに出す事をおすすめします。
汚れた状態で修理に出すよりキレイな状態でリペアに出した方がきっと職人さんも嬉しいはずです。
トラクショントレッドソールは減りが早い?
ソール交換のタイミング
セオリーはウェルトの下のミッドソールに達する前にオールソールに出す事をおすすめします。
ミッドソールが削れて痛んでしまうと、ソール交換だけでなく、ミッドソールやウェルトも交換しなくてはなりません。
基本はアウトソールがすり減ってミッドソールに到達するまでに交換するのをおすすめします!
トラクショントレッドソールの摩耗は早い
RED WING(レッドウイング)純正の「トラクショントレッドソール」やビブラムの同じような「Vibram4014」は減りが早いです。
正確にはアスファルトの上では減りが早いです。
グリップ力が高いのでアスファルトがヤスリの役目になってしまうんです。
ハイグリップタイヤと一緒の理論です。
特にかかと部分がすり減っている方も多いはずです。
夏はブーツのメンテナンスに最適な季節!
以上がRED WING(レッドウイング)のソール交換についてです。
夏はどうしてもスニーカーやサンダルが多くなる季節ですね。
そんな時はブーツをしっかりメンテナンスしてあげましょう!
ソール交換は数ヶ月かかる場合もあるので、夏の時期はチャンスです!
ブーツの季節本番に向けてしっかりメンテンアンスや準備しましょう。
メンテナンスについては下記記事を読んでみてください。
夏はブーツのメンテナンスに絶好な時期ですね!