今回は、スエードやヌバックなどの起毛革タイプのブーツのお手入れ方法を紹介します!
メンテナンス次第で一生履けるブーツです。
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スエードブーツを綺麗に長持ちさせるメンテナンス術を教えます!
スエード・ヌバックタイプのブーツお手入れはどうすればいいの?
そもそもスエード・ヌバックタイプとは?
スエードとは?
スエードとは革の裏面(床面)をサンドペーパーで起毛(バフがけ)した革です。
素材は、カーフ(子牛)、ピッグスキン(豚革)が多いです。
ヌバックとは?
ヌバックとは、革の表面(銀面)をサンドペーパーで起毛(バフがけ)した革です。
ヌバック(nubuck)のバック(buck)は鹿のことです。昔は鹿革を指していましたが、
現在は、牛革などの革の表面を起毛した革全般のことを指します。
メンテナンスが大切
タフなイメージがあるためケアを怠る方もいるかもしれませんが、メンテナンスをしないと油分が抜けて乾燥してしまいます。
起毛面が乾燥してカサカサしてきたら、レザーが裂けたり、割れたりする原因にもなります。
大切なブーツがボロボロになってしまう前に、栄養剤スプレーなどで栄養補充しましょう。
人間の肌と一緒です。手がカサカサしてきたらハンドクリーム塗りますよね?それと一緒です!
スウェードやヌバックなどの起毛革の特徴
まず初めにお手入れが簡単です。
通常革製品に必要とされるクリームでの保湿がスエードの場合は不要です。
革用のクリームやワックスを塗ってしまうと起毛部分が寝てしまい品質や機能を失ってしまいます。
そして、裂けや割れにとても強い!
スウェードは革で一番丈夫な「銀面」を裏にするので、
一番丈夫な部分が最後にダメージを受けることになり表面割れを起こしにくいです。
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登山靴などに多く使われているのも納得ですね!
簡単!スウェード・ヌバックタイプのブーツのおすすめお手入れ方法!
用意するもの
②馬毛ブラシ
③歯ブラシ(柔らかめ)
④スエード用ブラシ
⑤スエード用のクリーナー (消しゴムタイプ)
⑥栄養剤スプレー
⑦防水スプレー
お手入れ手順
2、シューツリー(シューキーパー)を靴の中に入れます。
3、馬毛ブラシで全体を念入りにブラッシングし、チリやホコリなどを落とします。
4、歯ブラシでコバ部分や細かい部分のブラッシング。
5、汚れがある場合はスエード用のクリーナー (消しゴムタイプ)で軽くこする。
6、スエード用ブラシで全体的に起毛を整える。
7、栄養剤スプレーで栄養補充。(乾くまで放置)
8、防水スプレーをスプレー
9、馬毛ブラシで毛並みを整える
10、シューレースを通して完成。
簡単ですね!!
大きく分けて「ブラッシング」「スプレー」「ブラッシング」の3工程です!
スエードやヌバックなどの起毛革タイプのブーツはいかに毛を立たせるかです。
基本はブラッシングですね。履いた後は必ずブラッシングしましょう!
メンテナンスアイテムについては下記記事を読んでみてください!
![](https://hattablog.net/wp-content/uploads/2020/04/IMG_8392-160x90.jpg)
防水スプレーのおすすめについては下記記事を読んでみてください。
![](https://hattablog.net/wp-content/uploads/2020/03/IMG_8207-160x90.jpg)
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「プロテクターアルファ」のファンになること間違いなしです。
筆者の「ダナー DESERT ACADIA デザート アケーディア 35113 BLACK KEVLAR」
「ダナー DESERT ACADIA デザート アケーディア 35113 BLACK KEVLAR」は筆者のブーツコレクションの中でも、ハードな環境担当です。
スペックこんな感じ
米軍の砂漠部隊用に作られたミリタリーブーツ、ACADIA(アケーディア)をタウン仕様にアレンジしました。
軍用にも使われているオイルを含んだ肉厚なラフアウトをベースにサイドパネルに耐摩耗性に優れたケブラーを使用しています。
アウトソールはミリタリーブーツにも多く採用されるシエラソールで、あらゆる方向に向いたラグパターンにより様々な地形、冷湿な路面にも安定性を発揮します。
GORE-TEX(ゴアテックス)ブーティーによる防水・透湿性能により、靴内部を快適に保ちます。
ダナー式ステッチダウン製法を採用し、初期段階からの足馴染みの良さと返りの良さが特徴です。
肉厚なラフアウト、アッパーにはケブラー、、スピードレーサー搭載の最強スペックです。
筆者は「試される大地 北海道」在住で登山や山菜採りなど主に山で使用しています。
そのおかげで三年目ですがかなり味が出た気がします。
肉厚なラフアウト(スウェード)素材のおかげでブーツの中は暖かく、ゴアテックス(GORE-TEX)のおかげで蒸れません。
厳しい環境でもこいつを履いているだけで足元の心配はなくなる心強い相棒です。
手入れを小まめにしているおかげか、ハードの岩にぶつけても裂けや割れはいまだにありません。
手入れといっても「ブラッシング」「栄養剤」「防水スプレー」ぐらいですが。笑
とにかく履いたらブラッシングは欠かさないです。
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筆者的にスウェード・ヌバックタイプのブーツが一番手間をかけずに簡単にメンテナンスできる素材です!
メンテナンスでブーツをきれいに長持ちさせる
以上がスエード・ヌバックタイプのブーツお手入れ方法でした!
お手入れすることによるメリットしかありませんね。
季節を問わず、ファッション性でも相性抜群なスウェード・ヌバックタイプのブーツ、是非お手入れしてみてください。
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愛着がさらに湧くこと間違いなしです!