アウトドアブーツの代名詞的ブランド「ダナー(Danner)」。
ダナーブーツのハイスペックの要因の1つであるソール部分にはこだわりが満載です!
そんなダナーブーツのソールについて解説していきます。
ダナーのビブラムソールを徹底解説します!
ダナー(Danner)ブーツのソールは?
ダナー(Danner)はビブラム(Vibram)ソール採用
ダナーブーツはビブラム(Vibram)社製のソールを採用しています。
1959年にアメリカで初めてビブラム(Vibram)ソールを採用したブーツを開発しました。
通常、シューズブランドは自社で製造したソールを使うのが一般的です。
しかし、ダナーはビブラムソールの性能をを早くから認め、アメリカ国内で初めてイタリアのビブラム社からソールを輸入し採用しました。
ビブラム(Vibram)社とは
ビブラム社は1937年創業でイタリアのアルビッツァーテに本拠地があるソールメーカーブランドです。
ビブラム社はソールのみを専門製造する世界でも珍しい会社です。
ソール作りにこだわり、そのスペックは世界のシューズブランドから認められており、ダナーのような有名ブランドから外注されるほどです。
ダナー(Danner)に採用されているビブラム(Vibram)ソールの種類
VIBRAM KLETTERLIFT(ビブラム クレッターリフト)
伝統的なビブラムのパターンコンビネーションにより優れたグリップ性を誇ります。
土踏まずの内側と外側にラグが施されており、特に下りの時に滑りにくく、 しっかりとしたトラクションを確保しています。
これにより安全な歩行を可能にしています。
VIBRAM CRISTY(ビブラムクリスティー)
軽量・衝撃吸収性・セルフクリーニング機能・オイルレジスタント機能など シンプルなデザインながら高いポテンシャルを備えたマルチファンクションソールです。 日常生活の様々な環境・幅広いシチュエーションでの使用が可能なモデルです。
VIBRAM SIERRA(ビブラム シエラ)
ミリタリーや警察・消防などの過酷な環境で使用されるブーツに多く採用されるハイスペックソールです。
ソフトながら強度に優れています。
耐火性・耐油性・耐寒性に優れた素晴らしいグリップ性のコンバウンドを採用しているモデルです。
VIBRAM MONTAGNA(ビブラム モンターニャ)
ビブラムの代表的アウトソールです。ダナーのマウンテントレイルにも採用されたロングセラーモデルです。
堅牢かつ高いグリップ性・耐油性により、現在でも多くのワークブーツやアウトドアブーツに使用されています。
VIBRAM RUGGED(ビブラム ラギッド)
モンターニャソールと同様のビブラムの代表的なトラディショナルデザインが特徴です。
ラグが浅く、軽量でクッション性に優れています。タウンウォーキングからアウトドアフィールドまで幅広く対応できます。
VIBRAM EVAFLEX(ビブラム エバフレックス)
発泡ラバーアウトソールでシンプルなパターンデザインながら優れたグリップ性を誇ります。
軽量かつ高い衝撃吸収性により長時間着用しても疲れにくいのが最大の特徴で、ダナーの多くのライフスタイルアイテムに採用されています。
VIBRAM TYGUM COMPOSITION(ビブラム ティグアム コンポジション)
ヒールのパーツとあわせて使用するモデルです。
全体的に薄く、屈曲性のよさと履き味の柔らかさが特徴で、クラシカルな見た目に反して耐油性も備えています。
VIBRAM TYGUM COMPOSITION HALF(ビブラム ティグアム コンポジション ハーフ)
「TYGUM COMPOSITION」をセパレートにしたソールです。ベンズと呼ばれるレザーソールに張り合わせて使われます。
よりシャープでクラシカルな雰囲気が特徴です。
ダナー(Danner)のビブラム(Vibram)ソールは交換も可能
ダナーはソールは交換も可能
「ステッチダウン製法」や「グッドイヤー製法」の製品など、ソールの交換が可能です。
アウトソール、ミッドソール、オールソール交換など状態や程度に合わせて対応可能な構造になっています。
ヒールのみの交換も可能です。
ソールを張り替えることでより長く履けるなんて最高ですね!
ソールカスタムを楽しむ
ソール交換の時に別のモデルのビブラム(Vibram)ソールに変えることもできます。
ソールのカスタムを楽しむのも新鮮でおすすめです!
ソール交換時にオリジナルのスペックにするのもありです!
ビブラム(Vibram)ソールはハイスペック!
以上がダナーで採用されているビブラム(Vibram)ソールの解説でした。
ビブラム(Vibram)ソールは「耐久性」「軽量性」「機能性」「安全性」を兼ね備えているハイスペックなソールです!
自分のお気に入りのソールを探してみましょう!
ダナーのメンテナンスについては下記記事を読んでみてください!