ダナー(Danner)は「ダナーライト」などアウトドアシューズブランドとして有名ですが、軍用のブーツも多く製造しています。
ダナーの高いクオリティーは本国アメリカの軍、警察など高い信頼を得て採用されています。
そんな軍用ブーツの中でも特に人気のモデル「コンバットハイカー」のスペックや特徴を解説します!
この記事はこんな人におすすめです!
ダナー コンバットハイカーが気になる
コンバットハイカーについて詳しく知りたい
ダナーの軍用ブーツが気になる
・コンバットハイカーのスペックや特徴
・コンバットハイカーのメリット&デメリット
上記3点から解説していきます。
人気の軍用ブーツ「コンバットハイカー」について解説します!
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ダナー(Danner)コンバットハイカーについて
コンバットハイカー誕生のきっかけ
ダナー(Danner)コンバットハイカーは2001年、アフガニスタンに展開したアメリカ陸軍の要望から製作されたブーツです。
アフガニスタンの山稜地帯は独自の地形・環境である為に、当初投入されたデザートブーツでは対応できなかったことがきっかけです。
耐久性、ホールド性、走破性、クッション性等、あらゆる機能を踏まえたブーツの製作をダナー(Danner)に依頼しました。
そして、開発されたのが「コンバット・ハイカー」です。
その優れた機能性から、後にこのモデルをベースとした、より一般的なトレッキングブーツも開発さました。
軍より要請を請けるダナーへの信頼がわかりますね。
ダナー(Danner)コンバットハイカーのスペックや特徴
コンバットハイカーのスペック
- アッパー素材:ヌバック・フルグレインレザー
- 製造工程:セメント製法
- ライニング:GORE-TEXライニング
- シャンク:グラスファイバーシャンク
- アウトソール:ビブラム ビフィーダアウトソール
- 高さ:6インチ 約15.2cm
- 重さ:58 oz 約1644.3g
ヌバック・フルグレインレザー
ヌバック・フルグレインレザー2種類の皮をアッパーに採用しています。
耐久性の高いヌバックを多く使用し、フルグレインレザーを下部やカウンターなどに使うことで、軽く丈夫な構造が特徴です。
セメント製法
ダナーはダナー式ステッチダウンが有名ですが、軍用ブーツはほぼ「セメント製法」で製造されています。
ダナー式ステッチダウン製法に比べて圧倒的な軽さが魅力製法です。
軍・警察用ブーツは、タクティカルブーツなどとも呼ばれたりしますが、軽く、脱着もスムーズで、素早い動きに耐えられることが重要です。
もちろん、状況に応じて様々なモデルが存在しますが、多くのモデルは次の出番までに、直して履くなんて事は想定していません。
用途や使うヒトに合わせて、靴の製法も変わります。
GORE-TEXライニング
ダナーの代名詞でもある「GORE-TEXライニング」を採用しています。
完全防水はもちろん、ゴアテックスブーティーにより、寒暖差の激しい場所でもブーツ内部はムレずに快適に保ちます。
グラスファイバーシャンク
軽くしなやかな靴底にするためにグラスファイバーシャンクを使用しています。
グラスファイバーシャンクを使用することで高い剛性と軽さを実現しました。
ビブラム(Vibram) ビフィーダアウトソール
ビムラム・ビフィーダソールは高いグリップ力を発揮します。
砂や岩、土のような様々な地形に対応し、ソールに異物が挟まるのを防ぐパターンが特徴です。
アウトドア、タウンユース、どんなフィールドでも安心のグリップ性能が魅力です。
軍で使用されるスペックはやっぱり魅力的ですね!
コンバットハイカーのメリット&デメリット
コンバットハイカーのメリット
- ゴアテックスによる完全防水
- とにかく軽い
- Dリング採用で締め上げが素早く行える
コンバットハイカーのデメリット
- セメント製法によりソール交換ができない
以上がメリット&デメリットです。
メリットはたくさんあるのですが3つに絞りました。
デメリットを考えましたがソール交換ができないくらいですね。
それくらい死角なしのハイスペックブーツです。
しかし、セメント製法でもソール交換している方もいるので、一概に「できない」とは言えないです。
丈夫で長く使えるブーツなので、ソールがダメになったら、腕の良いリペアショップに持ち込み、相談するのが得策だとおもいます。
筆者は山専用に今一番欲しいダナーブーツです。
軍用スペック搭載のコンバットハイカーは魅力の塊
以上がダナー(danner)コンバットハイカーのスペックや特徴の解説でした。
人気で再販されるとすぐに売り切れてしまう人気モデルのコンバットハイカー。
軍で要請を受けて開発された実力は本物です。
アウトドアやタウンユースでも活躍間違いなしな一足です。
ぜひ一度試してみてください!
コンバットハイカーを山専用で使用してみたいと筆者は考えています。