ノイズキャンセリング機能を搭載した大人気密閉型ワイヤレスイヤホン、SONY「WF-1000XM3」、Panasonic「EAH-AZ70W」。
そんなSONYとPanasonicのイヤホン、どちらを買えば良いか悩んでいる人も多いのでは?
そこで「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」を筆者のレビューを交えながら徹底比較していきます!
この記事はこんな人におすすめ!
「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」どちらを買おうか悩んでいる
「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」どっちが自分に合っているの?
・「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」徹底比較
・「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」どちらがおすすめ?
上記3点から解説していきます!
SONY 「WF-1000XM3」とPanasonic「EAH-AZ70W」を徹底比較します!
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SONY「WF-1000XM3」とPanasonic「EAH-AZ70W」
WF-1000XM3
2017年10月にSONY初の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」を発表しました。
「WF-1000XM3」は、この「WF-1000X」をブラッシュアップした後継モデルですが、ヘッドホンタイプの「WH-1000XM3」と同様、業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載した非常に高性能なワイヤレスイヤホンです。
EAH-AZ70W
2020年4月10日、Panasonicから発売された密閉型完全ワイヤレスイヤホンです。
Panasonicのハイエンド音響機器を担うオーディオブランド「Technics(テクニクス)」の名前で、初の完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」で市場に参入しました。
「EAH-AZ70W」は同時発売された三種類のモデルの最上位モデルです。
下位モデルには「RZ-S50W」「RZ-S30W」の2種類があります。
ノイズキャンセリング機能や音質にもこだわったワイヤレスイヤホンです。
どちらも強力なノイズキャンセリング機能搭載を売りにした、密閉型ワイヤレスイヤホンです。
現代のワイヤレスイヤホンで双璧をなすライバル同士な存在です。
「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」徹底比較
筆者の妻が「WF-1000XM3」しており、友人が「EAH-AZ70W」を購入したので使わせてもらいました。
筆写的に両方使用してみて、レビューを交えて比較していきます。
※あくまで筆者主観でのレビューです。
重さ
ケースは、WF-1000XM3の方が大きいです。
イヤホン本体もWF-1000XM3の方若干大きくなっています。
大体片耳の重さが、EAH-AZ70Wが7gで、WF-1000XM3が8gです。
ケースとにイヤホンを入れての重さはEAH-AZ70Wは約79g、WF-1000XM3は約92gでした。
これは個人の耳の形によりますが、重さに大きな差はないですが、EAH-AZ70Wは丸い形のせいか装着が安定しない感じがしました。
WF-1000XM3の方が若干重たい感じはしますが、固定感が高いので、運動時に使用する場合はWF-1000XM3のほうがいいと思います。
音質
音質は「WF-1000XM3」の方が優れていると思います。
低音の響きや高音の抜け具合など、WF-1000XM3の方が迫力があり純粋に音楽を楽しみたい方には「WF-1000XM3」だと思います。
また「WF-1000XM3」には専用アプリを用いることで、通常音源をハイレゾ音源のように高音質にする技術も搭載してします。
アプリを使えば音質を、自分好みに設定できます。
(ちなみにこのアプリを使用するとバッテリー消費が激しいです。)
一方「EAH-AZ70W」も決して音質的には悪くはありません。
しかし、「WF-1000XM3」に比べると高音、中音、低音域すべて立体感に欠ける感じがします。
どちらもアプリからイコライザーで調整できるのですが、設定の細やかさも「WF-1000XM3」のほうが上です。
ノイズキャンセリング機能
どちらも同じくらいのノイズキャンセリング機能だと感じました。
どちらも耳栓をしたときの感じに近い、音量を抑え感覚のナチュラルなノイズキャンセリングです。
確かに外周音は少し消してくれるのですが、「サー」というホワイトノイズが気になります。
ある程度周りに音があると気にならないと思いますが、図書館のような静かな場所で使用すると気になると思います。
外音取り込み機能
外音取り込み機能に関してはどちらも同じくらいの性能だと感じました。
どちらも耳栓の上から音を聞いている感覚が抜けません。
「WF-1000XM3」はマイクで集音している作り物の音質に聞こえてしまいます。
EAH-AZ70Wは必要情報を拾ってくれますが、構造上どうしてもマイクが風切り音を拾ってしまいます。
アプリから強弱を調整できるのですが、耳栓の上から音を聞いている感覚が抜けません。
どちらもAirPods Proの外音取り込み機能を聞いてしまうと違和感があります。
「WF-1000XM3」は「ノイズキャンセリング」→「外音取り込み」→「どちらもオフ」→「ノイズキャンセリング」→・・・と、切り替えが3つの機能を切り替え可能です。
EAH-AZ70Wは左右で操作が違います(デフォルト時)
- 1回タッチ 再生 / 一時停止 / 受話
- 右2回タッチ 曲送り(次の曲)
- 左2回タッチ 音量下げ
- 右3回タッチ 曲戻し(前の曲)
- 左3回タッチ 音量上げ
- 右2秒タッチ 外音コントロール切り替え / 終話
- 左2秒タッチ 音声アシスタント(Siri / Googleアプリ)起動 / 終話
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カスタマイズ性
カスタマイズ性は明らかに「WF-1000XM3」が優秀です。
どちらも専用アプリが用意されています。
どちらも色々な設定ができますが、「WF-1000XM3」のほうが設定の細かさや設定できる項目が多いです。
これは後のアップデートで改善されていくかもしれません。
映像との遅延
どちらも大きな遅延もなく動画やテレビ通話が楽しめました。
Macbook、WindowsノートPCどちらの環境でも試したのですが、どちらも遅延を感じることなく快適に使用できました。
最近のテレワークでのウェブ会議でも、全く遅延なく会話できスムーズです。
充電端子
どちらもUSB-Cでの充電が可能です。
今はUSB-Cが標準です。ほとんどのガジェットがUSB-Cです。
ちなみに、どちらもワイヤレス充電には非対応です。
バッテリー駆動時間
「WF-1000XM3」連続再生時間:約6時間 ケース込み:約24時間
「EAH-AZ70W」連続再生時間:約6.5時間 ケース込み:約22.5時間
どちらも十分に使用できる駆動時間があります。
ケースを使えばどちらもほぼ24時間駆動できるので利便性は抜群です!
防水性能
防水性能は「EAH-AZ70W」が優れいています。
防水企画は「IPX4」です。
完全防水ではないもののジムで汗をかくくらいなら余裕でクリアできる防水性能です。
「WF-1000XM3」は防水性能はないので水に注意が必要です。
「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」比較まとめ
WF-1000XM3 | EAH-AZ70W | |
重さ | 片耳8g ケース時約92g |
片耳7g ケース時約79g |
音質 | ◎ | ○ |
ノイズキャンセリング機能 | ○ | ○ |
外音取り込み機能 | △ | △ |
カスタマイズ性 | ◎ | ○ |
映像との遅延 | ◎ | ◎ |
充電端子 | USB-C | USB-C |
バッテリー駆動時間 | 連続再生時間:約6時間 ケース込み:約24時間 |
連続再生時間:約6.5時間 ケース込み:約22.5時間 |
防水性能 | 防水機能なし | IPX4 |
比べてみるとどちらにもメリット&デメリットがあり、一長一短ですね!
「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」どちらがおすすめ?
「WF-1000XM3」がおすすめな人
WF-1000XMは音楽を楽しみたい人向けイヤホンです。
- ソニーのハイレゾ製品を使用している
- 音質が良いワイヤレスイヤホンが欲しい
- 自分好みにカスタマイズしたい
- ジムや運動時には使う予定がない
家で音楽を聴くときはWF-1000XMのほうが絶対的にいいです。
それくらい高音質に長けているイヤホンです。
ハイレゾ対応でソニー製品を使用している方におすすめです
「EAH-AZ70W」がおすすめな人
EAH-AZ70Wはマルチなイヤホンです。
- Androidデバイスをメインで使用している
- 音質が良い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
- 防水機能があるワイヤレスイヤホンが欲しい
- 音楽を楽しみたい
防水機能がついているので野外でも使用できるのが大きなポイントです。
外で使用することがメインなら防水機能は必須です。
筆者は音楽か外での使用の2つの方向性で選ぶと選びやすいと思います!
「WF-1000XM3」と「EAH-AZ70W」はレベルの高いワイヤレスイヤホン
以上がSONY「WF-1000XM3」とPanasonic 「EAH-AZ70W」徹底比較と筆者のレビュー解説でした。
どちらのイヤホンもメリット&デメリットがあります。
是非、この記事を参考にして、お気に入りのイヤホンを選んでみてください!
どちらも機能性が重質しているマルチなイヤホンです。
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