「GORE-TEXなら防水スプレーはいらない?」
「防水性能があるのに、さらに防水スプレーを使う意味はある?」
「GORE-TEXスニーカーにも普通の防水スプレーを使って大丈夫?」
私はGORE-TEXを採用したNIKE ウィンフロー 12 GTXを購入したときも、履く前に必ず行っているプレメンテとして防水スプレーを施工しました。
使っているのは、10年以上愛用しているM.MOWBRAY プロテクターアルファ。
私がGORE-TEXスニーカーにも防水スプレーを使う最大の目的は、単純に「もっと防水したいから」ではありません。
新品のうちから表面を汚れにくくし、その後のメンテナンスを圧倒的に楽にしたいからです。
この記事では、実際にGORE-TEXスニーカーへ防水スプレーを使っている筆者が、必要だと考える理由から施工方法、再施工のタイミング、雨の日に履いて感じたことまで紹介します。
この記事はこんな人におすすめです!

「GORE-TEXスニーカーって、もともと防水なのに防水スプレーも必要なの?」

「新品のGORE-TEXスニーカーを買ったけど、履く前に何かしたほうがいい?」
結論|GORE-TEXスニーカーにも私は必ず防水スプレーを使う
なぜGORE-TEXなのに防水スプレーを使う?一番の目的は汚れ対策
新品のWinflo 12 GTXで実践|履く前に行ったプレメンテ手順
雨の日はどうだった?実際に履いて感じた撥水性と安心感
防水スプレーはどのくらいの頻度?私が再施工するタイミング
まとめ|GORE-TEXだから防水スプレー不要、とは考えていない
上記6点から解説します。

「GORE-TEXだから何もしない、ではなく、お気に入りの靴をきれいに履き続けるためのプレメンテとして防水スプレーを使っています!」
【10年以上・20本愛用】防水スプレーはこれしか使わない。M.MOWBRAY プロテクターアルファレビュー

結論|GORE-TEXスニーカーにも私は必ず防水スプレーを使う

最初に結論です。
私にとって、GORE-TEXスニーカーにも防水スプレーは必要です。
というより、GORE-TEXかどうかに関係なく、基本的に新しく購入した靴には履く前に防水スプレーを施工しています。
私にとっては、これがいつもの「プレメンテ」です。
GORE-TEXの防水性が足りないから使うわけではない
ここは最初に分けて考えておきたいところ。
私が防水スプレーを使うのは、
「GORE-TEXだけでは防水性が足りないから」ではありません。
GORE-TEX製品では、メンブレンによる防水性とは別に、表面で水を弾くDWR(耐久撥水)加工という考え方があります。
GORE-TEX公式によると、DWRは多くのGORE-TEX製品に施されている特殊仕上げで、水が生地へ染み込まず、球状になって転がり落ちるよう働きます。またDWRの機能が低下しても、メンブレンによる防水性そのものは維持されると説明されています。
出典:GORE-TEX公式「GORE-TEX プロダクトの耐久撥水(DWR)加工」
つまり、
「内側への水の浸入を防ぐ防水性」と「表面で水を弾く撥水性」は分けて考える。
これが重要です。
新品のうちに施工しておくのが自分のルーティン
私が防水スプレーを使う大きな理由は、
靴の表面をできるだけ汚れにくくして、その後のお手入れを楽にしたいから。
靴は履き始めれば、ホコリや泥、水分などさまざまな汚れに触れます。
そこで私は汚れてから何とかするのではなく、
「まだ一度も履いていない新品の状態で、最初にプレメンテしておく」
という方法を長年続けています。
これはGORE-TEXスニーカーでも変わりません。
今回購入したNIKE ウィンフロー 12 GTXにも、最初にM.MOWBRAY プロテクターアルファを施工しました。
ただし、ここは重要。
GORE-TEX公式が案内しているフットウェアのお手入れでは、表面が水を弾かなくなった場合に耐久撥水(DWR)加工を行うとしています。
そのため、新品時から防水スプレーを施工することを「GORE-TEX製品に必須の工程」として紹介しているわけではありません。
あくまで、私自身が長年続けているプレメンテ方法です。

「GORE-TEXの防水性を補わないと使えない、という意味ではありません。私にとって防水スプレーは“汚れる前にやっておくプレメンテ”です。」
なぜGORE-TEXなのに防水スプレーを使う?一番の目的は汚れ対策

「GORE-TEXなら雨に強い。それなら防水スプレーはいらないのでは?」
そう考える人もいると思います。
でも私の場合、防水スプレーを使う最大の目的は表面の汚れ対策です。
ホコリや汚れが付きにくく、メンテナンスが楽
私は長年、靴を購入すると最初に防水スプレーを施工しています。
そうして履いてきた実感として大きいのが、
ホコリや汚れが付きにくく、その後のメンテナンスがかなり楽になること。
もちろん、防水スプレーを使えば一切汚れなくなるわけではありません。
それでも、何もせずに履き始めるより、扱いやすいと感じています。
特にスニーカーは普段の買い物や街歩きなど、天候にかかわらず気軽に履くことが多い靴です。
だからこそ私の場合、
「雨が降るから防水スプレー」ではなく、「普段からきれいに履きたいから防水スプレー」
という感覚のほうが近いです。
「防水」と「撥水」は同じではない
ここでも重要なのが、防水と撥水を一緒にしないこと。
GORE-TEX公式では、DWRによって水が表面で球状になり、転がり落ちる仕組みを説明しています。
一方、DWRが機能しなくなって表生地が水を含むようになっても、メンブレンによる防水性自体は維持されます。
出典:GORE-TEX公式「GORE-TEX プロダクトの耐久撥水(DWR)加工」
つまり、
内側への水の浸入を防ぐことと、靴の表面で水を弾くことは別。
私が防水スプレーを使う理由も、後者の「表面」を意識したものです。
「カビにくくなる」とは断定しない
長年この方法で靴をメンテナンスしていて、私自身は水分や汚れが表面に残りにくく、結果として管理しやすいと感じています。
ただし、
「防水スプレーを施工すればカビが発生しにくくなる」
とまでは断定できません。
カビには保管環境や湿度など、さまざまな要因があるからです。
あくまで私の実体験としては、汚れや水分への対策をしておくことで、靴をきれいな状態で管理しやすいというのが大きなメリットです。

「一番の目的は“もっと防水すること”ではなく汚れ対策。これが長年、防水スプレーを使い続けている大きな理由です。」
新品のWinflo 12 GTXで実践|履く前に行ったプレメンテ手順

今回購入したNIKE ウィンフロー 12 GTXでも、いつものプレメンテを行いました。
基本的な流れは、
新品の状態 → ブラッシング → 防水スプレー → 放置・乾燥 → 仕上げのブラッシング
です。
1. 新品の状態でブラッシング
まずは新品の靴をブラッシングします。
まだ外で履いていないので大きな汚れはありませんが、表面を整えてから防水スプレーへ進みます。
2. M.MOWBRAY プロテクターアルファを施工
私が10年以上使い続けているのが、M.MOWBRAY プロテクターアルファです。
販売元R&Dでは、プロテクターアルファを「オールマイティ 防水(撥水タイプ)スプレー」として案内しています。
私は靴全体へできるだけ均一になるよう施工しています。
なお、GORE-TEX公式では、フットウェアのDWR加工を行う場合には水性のスプレータイプを使用し、撥水ワックスやグリスは透湿性へ影響する可能性があるため使用しないよう案内しています。
実際に防水スプレーを使用する際は、靴と防水スプレー双方の最新の注意事項・対応素材を確認してください。
3. すぐ履かずに放置して乾燥
スプレーしたら、そのまますぐには履きません。
しっかり時間を置いて乾燥させます。
私にとっては「吹き付けて終わり」ではなく、きちんと乾燥させるところまでがプレメンテです。
4. GORE-TEXスニーカーは自然乾燥
普段の靴では自然乾燥後にドライヤーを使うこともありますが、GORE-TEXフットウェアについては別です。
GORE-TEX公式では、適度な温度で自然乾燥させ、直接熱を加えることは避けるよう案内されています。
そのため、Winflo 12 GTXではGORE-TEXおよびシューズメーカーのケア方法を優先します。
5. 最後にブラッシング
十分に乾燥したら、最後に軽くブラッシング。
これでプレメンテは終了です。
難しい作業ではありません。
それでも、新品のときにこのひと手間を入れておくことで、その後のメンテナンスがかなり楽になると長年感じています。

「新品を履く前にひと手間。これが私の靴でずっと続けているプレメンテです。」
雨の日はどうだった?実際に履いて感じた撥水性と安心感

では、防水スプレーを施工したWinflo 12 GTXを雨の日に履くとどうだったのか。
最も印象に残っているのは、
アッパー表面で水がサラサラと弾かれていたこと。
雨粒が表面にベタッと残るというより、水滴になって弾かれていくような状態でした。
雨の日約3,000歩でも靴下は濡れなかった
Winflo 12 GTXでは、雨の日に約30分・約3,000歩歩いたことがあります。
傘を差していてもパンツが濡れるくらいの強めの雨でした。
そのときは浅い水たまりも歩きましたが、私が試した範囲では靴下まで水が浸入することはありませんでした。
強めの雨でも靴下が濡れなかったことは、大きな安心感につながりました。
ただし、靴下が濡れなかったことと、表面で水を弾いていたことは分けて考えています。
水を弾いた理由をGORE-TEXだけ、防水スプレーだけとは言えない
今回のWinflo 12 GTXは、履き始める前からプロテクターアルファを施工しています。
つまり、
防水スプレーを使っていない新品のWinflo 12 GTXと直接比較していません。
そのため、雨の日に見られた表面の撥水を、
「GORE-TEXだからこれだけ弾いた」
あるいは、
「プロテクターアルファを使ったからこれだけ弾いた」
と切り分けることはできません。
ここは正直に書いておきたいところです。
GORE-TEXアウターでは施工前後の違いを感じた経験がある
一方、靴ではなくTHE NORTH FACEのGORE-TEXアウターでは、防水スプレーを使用した経験があります。
そのときは、施工したあとのほうが水の弾き方が違うと感じました。
ただし、これも測定機器などを使った比較ではなく、実際に使用している中での体感です。
今回のWinflo 12 GTXについても、
「GORE-TEX+防水スプレー」という組み合わせに安心感がある
というのが、実際に使っている私の感想です。

「雨の日は表面で水がサラサラ弾く。ただしGTXと防水スプレーの効果を切り分けた比較ではない、という点は大切です。」
防水スプレーはどのくらいの頻度?私が再施工するタイミング

「最初に防水スプレーを使えば、そのままずっと大丈夫?」
私は一度施工して終わりにはしていません。
普段はおおよそ、
2週間〜1ヶ月程度をひとつの目安
に再施工しています。
雨が続く時期は2週間くらいで施工することも
毎回きっちり「14日経過したら施工」と決めているわけではありません。
雨の日が続いてよく履いたときなどは、2週間程度で再施工することがあります。
一方、そこまでハードに使っていない場合は、1ヶ月程度間を空けることもあります。
つまり私の場合、
カレンダーだけではなく、天候や使用状況を見ながら判断する
という使い方です。
GORE-TEX公式は「水を弾かなくなったら」がひとつの目安
ここは私の習慣と公式のお手入れ方法を分けておきます。
GORE-TEX公式では、フットウェアの表面が水を弾かなくなった場合に、耐久撥水(DWR)加工を行うよう案内しています。
つまり、
「GORE-TEXスニーカーには必ず2週間ごとに防水スプレーが必要」ではありません。
2週間〜1ヶ月というのは、あくまで私が普段の靴で続けているメンテナンスサイクルです。
使用頻度や天候、靴の素材などによってタイミングは変わるため、私は表面の状態も見ながら判断しています。
これまで使っていてデメリットは感じていない
GORE-TEXスニーカーに防水スプレーを使ったことで、
「蒸れるようになった」
「履き心地が悪くなった」
「使わなければよかった」
と感じたことは、今のところありません。
とはいえ、どんな靴・素材でも無条件に同じ結果になるとは限りません。
実際に使用する場合は、対象製品の素材やメーカーの注意事項を確認してから施工するのが基本です。

「私は2週間〜1ヶ月くらいが目安。でも“○日ごと”と決めつけず、雨や使用頻度、表面の状態を見て判断しています。」
まとめ|GORE-TEXだから防水スプレー不要、とは考えていない

「GORE-TEXスニーカーに防水スプレーは必要?」
私の答えは、
私にとっては必要です。GORE-TEXスニーカーでも必ず使います。
ただし、
「GORE-TEXだけでは防水性が足りないから必要」
という意味ではありません。
それでも私が防水スプレーを使う一番の理由は、
お気に入りの靴を汚れにくくして、その後のメンテナンスを楽にしたいから。
これに尽きます。
私が新品の靴で行っている基本的なプレメンテは、
ブラッシング
↓
M.MOWBRAY プロテクターアルファを施工
↓
しっかり乾燥
↓
仕上げのブラッシング
という流れです。
そして使用状況を見ながら、私の場合はおおよそ2週間〜1ヶ月程度を目安に再施工しています。
実際にWinflo 12 GTXを雨の日に履いたときも、アッパー表面では水がサラサラと弾かれていました。
ただし、最初から防水スプレーを施工しているため、その撥水状態をGORE-TEX単体と防水スプレー単体に切り分けて評価することはできません。
それでも、実際に使ってきた私にとって「GORE-TEX+防水スプレー」の安心感は大きいです。
そして、今後またGORE-TEXスニーカーを買ったらどうするか。
これは迷いません。
次も絶対に防水スプレーを使います。
というより、私はGORE-TEXかどうかに関係なく、これから購入するスニーカーや靴にも同じプレメンテを続けます。
防水スプレーは、私にとって「雨の日の直前だけ使うもの」ではありません。
お気に入りの靴を履き始める前に行う、最初のメンテナンス。
10年以上続けてきて、今ではこれが当たり前になっています。

「GORE-TEXだから不要ではなく、GORE-TEXでも私は使う。雨対策だけでなく、きれいな状態で長く付き合うためのプレメンテです。」
New Balance 860 v15を履く前にやったこと。新品スニーカーを守る「防水スプレー」というプレメンテ


