私はこの20年間、北海道の雪道からタイでのノマドワークまで、靴は基本的に「ダナーライト」しか履いてきませんでした。
私にとって靴=ダナーライトであり、スニーカーは不要だと思っていたのです。
しかしある日、どうしても「今日はダナーじゃない」と思う出来事がありました。
久しぶりにスニーカーを買うまでの記録です。
この記事はこんな人におすすめです!

お気に入りのブーツや革靴があるけれど、長距離を歩く日は足の疲れに悩んでいる人。

スペックや流行りではなく、自分のライフスタイルに本当に馴染む「歩きやすい靴」を探しているクリエイター。
・人生最高のブーツは、スニーカーにはなれない
・求めるのは「柔らかさ」ではなく「歩きやすさ」
・私がNew Balance「860 v15」を選んだ理由
・まとめ|年齢とともに、道具は変わっていく
上記5点から解説します。

スペックではなく、自分の「歩く一日」に寄り添ってくれる道具を探しました!
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ダナーライトでは歩けない日があった

きっかけは、日本ハムファイターズの試合観戦に行くことになった日です。
目的地は北海道北広島市にあるエスコンフィールドHOKKAIDO。
球場へ行ったことがある方なら分かるかもしれませんが、あそこは想像以上に「歩く」場所なのです。
予約している駐車場から球場までの長い距離はもちろんのこと、グルメを楽しむために広大なコンコースを歩き回り、階段を上り下りし、試合前後の移動を含めると、一日でかなりの距離を歩くことになります。
その日のスケジュールと移動距離を頭の中でシミュレーションした時、ふと思ったのです。
「これを、重さのあるダナーライトで一日中歩き切れるだろうか?」と。
もちろん、気合いで歩けないことはありません。
しかし、硬いアスファルトやコンクリートの上を長距離歩けば、足への負担は避けられません。
Webデザイナーとして普段はPCの前に座ってデザイン制作に向き合うことが多い私にとって、休日の長距離移動はただでさえ体力を奪います。
ここで初めて、「今日はダナーライトを選ぶべき日ではないかもしれない」と実感したのです。

どんなにお気に入りの道具でも、場面によっては「最適解」ではないことがあります!
人生最高のブーツは、スニーカーにはなれない

誤解のないように言っておきますが、ダナーライトは今でも私にとって人生最高のブーツです。
堅牢な作りで頼りになり、どんな悪天候でも足を守ってくれます。
北海道の過酷な雪道でも、バックパック一つで飛び立ったタイへのノマド旅でも、常に私の足元を支えてくれたのはこの相棒です。
しかし、20年間履き続けたからこそ、同時にこうも確信しています。
「ダナーライトは、決してスニーカーにはなりきれない」と。
コンクリートの上を長距離歩く時の、地面からの衝撃を吸収する圧倒的なクッション性。
一日中歩き回っても蒸れないメッシュの涼しさと、足裏に吸い付くような羽根のような軽さ。
どれだけ私がダナーライトを愛していても、「ひたすら快適に長距離を歩く」という一点においては、最新のテクノロジーが詰まったスニーカーの機能性には到底敵いません。
その事実を、私は素直に認めることにしました。
意地を張って足に負担をかけるより、今の自分に必要なのは、ダナーライトとは真逆の「ふわふわで快適な履き心地」だったのです。

道具の限界を認めることは、新しい快適さを手に入れるための第一歩です!
求めるのは「柔らかさ」ではなく「歩きやすさ」

そうして始まった、久しぶりのスニーカー探し。
私が求めた絶対条件は、「長距離を歩いても疲れにくいこと」でした。
最初にスポーツショップで試着したのは、New Balance(ニューバランス)の中でも特にクッション性が高いと評判のフラッグシップモデル「Fresh Foam X 1080 v15」です。
足を入れた瞬間、確かに信じられないほど柔らかい。
まるで雲の上を歩いているかのような感触でした。
しかし、実際に店内を歩き回ってみると、私には少し「グニャグニャしすぎている」と感じました。
足が深く沈み込むような感覚は、立ち止まってリラックスするには心地よいのですが、これを履いて一日中歩き回る姿や、普段の仕事帰りに履く姿がどうもしっくりきません。
ブーツの硬さに慣れきった私の足にとっては柔らかすぎて、逆にバランスを取るために足首周りの筋肉が疲れてしまいそうに思えたのです。
私が求めていたのは、過剰な柔らかさではなく、しっかりと前に進むための「適度な反発」でした。

「クッション性が高い=歩きやすい」とは限らないのが、靴選びの面白いところです!
私がNew Balance「860 v15」を選んだ理由

いくつものスニーカーを試し、最終的に出会ったのが、同じくNew Balanceの「Fresh Foam X 860 v15」の黒(ブラック)です。
足を入れた瞬間、「あ、これだ」と直感しました。
1080ほど過剰に沈み込まず、適度な硬さと反発力がある。
流線型のアウトソール形状も影響しているのか、一歩踏み出すごとに自然と足が前へ出る感覚があり、靴が次の歩行を助けてくれるような、確かな安定感がありました。
これなら、駐車場から球場までの長い道のりも、広大なコンコースも、気持ちよく歩き回れそうだと感じました。
さらに決め手となったのは、そのシンプルなデザインです。
オールブラックで装飾の少ない外観は、私が普段ノマドワークで持ち歩いているTHE NORTH FACEのShuttle Daypack(28L)とも静かに調和してくれます。
比較スペックを見るのはやめました。
私が選んだのは、カタログの数字ではなく、「今日も歩きたい」と思える履き心地でした。
「この靴なら、一日中歩いても疲れない」。
その足裏の感覚だけを信じて、私は久しぶりにスニーカーをレジへ持っていきました。
今回購入したスニーカー|Fresh Foam X 860 v15

私が実際に購入したのは、ブラックの2E(標準幅)モデルです。
860 v15には「D(やや細め)」「2E(標準)」「4E(幅広)」の3種類が用意されています。
私は普段から標準的な足幅のため、2Eを選びました。
過剰な柔らかさが苦手で、しっかりとした安定感のある歩き心地を求める方には、「1080」よりもこちらの「860」が圧倒的にフィットするはずです。
長距離を歩く予定がある方には、自信を持っておすすめできます。

自分の感覚にフィットした道具は、毎日の移動を「疲れる時間」から「楽しい時間」に変えてくれます!
まとめ|年齢とともに、道具は変わっていく

誤解してほしくないのは、私がダナーライトを卒業したわけではないということです。
北海道の厳しい雪の日も、バックパック一つで行くノマド旅の日も、今でも私にとって最高の一足であることに変わりはありません。
ただ、長く歩く一日には、「スニーカー」という快適な選択肢が増えました。
ダナーライトは、これからも私の相棒です。
その隣に、New Balanceという新しい相棒が加わりました。
年齢とともに、道具は変わる。
変わらないのは、自分にとって本当に心地いいものを選び続けるということだけです。

あなたの靴箱にも、長く愛せる「新しい選択肢」を加えてみませんか?
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