3Dプリンターは造形物を手軽に作れるのが特徴で、オリジナルのフィギュアやスマートフォンカバーなど、小物を製作したい方にとっては便利なアイテム(ガジェット)です。
最近は材料を含めて低価格化が進んでおり、誰でも気軽に使える価格でのラインナップも増えています。
そこで、家庭用3Dプリンターの選び方とおすすめ3選を解説します。
この記事はこんな人におすすめです!

家庭用3Dプリンターのおすすめは?

家庭用3Dプリンターの選び方は?
・家庭用3Dプリンターの選び方
・家庭用3Dプリンターのおすすめ3選
上記3点から解説します。

家庭用3Dプリンターの選び方とおすすめ3選を解説します!
これよ読めば家庭用3Dプリンターで迷うことはもうなくなります!
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3Dプリンターとは
3Dプリンターとは、立体物を表す「3DCAD」「3DCG」などの設計データをもとに、立体造形物を作る機械です。
従来のプリンターのように、紙などの平面にインクで文字や図を印刷するモノではなく、樹脂や粉末状の材料を積み重ねて縦・横・高さ3つのデータを出力します。
もともとは業務用の機材として導入されましたが、最近ではモノ作りにかかわるさまざまな現場で活躍しています。
プレゼンや説明に用いる模型や試作品作り、展示会に飾る展示物の造形など、幅広い分野で利用されています。
家庭においても、フィギュアなどの玩具やスマホケース、オリジナルの日用雑貨などを作りたい方の間で徐々に広まり始めている製品です。
家庭用3Dプリンターの用途
3Dプリンターは、3Dデータを用いることで、幅広いモノ作りに活用できます。
例えば、好きなキャラクターや動物、自身や知人などのフィギュアやオブジェを製作することも可能です。
また、ちょっとしたインテリア雑貨や、家具の一部が壊れた際の補修パーツを製作したい場合にも役立ちます。
オリジナルのスマホケースやアクセサリー、お菓子の型作りなどにも活用できるので、ハンドメイド作品を製作して販売する方も増えています。
ほかにも、子供と一緒におもちゃを作ることで、知育教材として親子で楽しむのもおすすめです。
模型製作も人気の用途であり、建築模型や鉄道模型、航空模型などを作成できます。

3Dプリンターは誰でも手軽に立体の構造物を作れるアイテムです!
家庭用3Dプリンターの選び方
造形方式を確認
3Dプリンターには、「熱溶解積層方式」「光造形方式」「粉末焼結方式」「インクジェット方式」「粉末固着方式」の5つの造形方式があります。
なかでも、家庭用の3Dプリンターによく用いられているのが、「熱溶解積層方式」と「光造形方式」の2種類です。
「熱溶解積層方式」とは、熱で溶ける熱可塑性樹脂を用いて成形していく方式のこと。溶けた樹脂はすぐに冷えて固まるため、やけどや怪我などをする危険性が少なく、扱いやすいのが特徴です。樹脂素材は比較的安価で、入手しやすいのも魅力です。
初めて3Dプリンターを使う方におすすめの方式です。
「光造形方式」とは、光を当てることで硬化する液状の樹脂を、紫外線レーザーで一層ずつ硬化させて積層・造形させる方式のことです。
精度が高く、表面が滑らかな造形物を作るのに適しています。
複雑な形のモノやきれいな立体物を作りたい方におすすめです。
造形可能サイズを確認
造形可能サイズを確認しておくことも、3Dプリンターを選ぶ際には重要です。
大は小を兼ねるからと最大造形サイズが大きい製品を選ぶのではなく、自分が作りたいモノのサイズに合わせて選ぶことが大切です。
3Dプリンターは、一度に出力する造形物のサイズが大きくなればなるほど、それぞれの材料・方式の特性による歪みや反りが出やすいのが特徴です。
また、完成までに時間もかかりやすく、不具合や動作停止、材料切れなどのトラブルが起こることも考えられます。
大きなモノを作りたいときには、小さなパーツに分けて出力してから組み立てを行った方が、クオリティの高いモノが作りやすいのがポイントです。
一気に出力することを考えるのではなく、自分の作りたいモノのサイズと求めているクオリティを考えつつ、適切なサイズの製品を選んでみてください。

「造形方式」「造形可能サイズ」の2点が家庭用3Dプリンターを選ぶ際に重要なポイントです!
家庭用3Dプリンターのおすすめ3選
上記で家庭用3Dプリンターの選び方を解説したのですが、実際のところたくさんある中から探すの面倒ですよね?
安心してください!大の家庭用3Dプリンターマニアの筆者が「The Anser」を提示します!
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筆者が実際に使用している厳選した家庭用3Dプリンターを3つ紹介します!
Elegoo ELEGOO MARS
「Elegoo ELEGOO MARS」は光造形方式を採用した3Dプリンターです。
完成品ながら価格が安いのが特徴。組み上がった状態で届くので、開封してからすぐに使い始められます。
スクレーパーなどの必要なモノは一通り揃っているため、初めて購入する方にもおすすめです。
本体下部には、3.5インチのカラーディスプレイを搭載しており、タッチパネルなので、直感的に操作できるのが魅力です。
また、背面にはUSBポートがあり、印刷データを保存したUSBメモリーを接続することで、パソコンを経由せずに直接印刷できます。
ボディは高級感のあるアルミニウム製で、付属のアクリルカバーも頑丈で、耐久性に優れています。
熱溶解積層方式と比べると使用感が異なりますが、表面がなめらかに印刷されるのは光造形方式の魅力です。
コスパに優れたおすすめの3Dプリンターです。
・造形可能サイズ:115x65x150mm
LABISTS X1 Mini 3D Printer
「LABISTS X1 Mini 3D Printer」はコストパフォーマンスに優れた、おすすめの家庭用3Dプリンターです。
造形方式には熱溶解積層方式を採用しています。
3分以内に180℃まで過熱し、素早くプリントすることが可能です。
水平レベルを調節できるため、子供でも簡単に3Dプリントを行えるのが嬉しいポイントです。
また、日本語の取り扱い説明書を付属しているので、英語を読めない方でも安心して使い始められます。
同梱のSDカード内に入っている組み立て用のビデオを見れば、素早く組み立てを行えるのが魅力です。
ノズルは0.05~0.2mmと細く、樹脂を何層にも重ねることによって、滑らかで精密な作品を作れるのが特徴です。
重さは1.3kgと比較的軽量なので、部屋の中で気軽に持ち運びができます。
知育教材として利用したい、おすすめの家庭用3Dプリンターです。
・造形可能サイズ:100X100X100mm
Comgrow Ender 3 Pro 3Dプリンター
「Comgrow Ender 3 Pro 3Dプリンター」は安価ながら高性能な3Dプリンターです。
造形サイズが220×220×250mmと同価格帯のモデルと比べて広いので、ちょっとした小物はもちろん、フェイスシールドのようなやや大きめのモノまで作れるのが魅力です。
プラットフォームシートには、印刷物を取り外しやすい「磁気ソフトシート」を使用しています。
また、停電などの予期しない理由で電源が止まってしまっても途中からプリントを再開できる「印刷再開機能」など、便利機能が搭載されているのもポイントです。
本製品はオープンソースハードウェアのため、さまざまなメーカーから改良品が発売されています。
交換パーツが手に入りやすいので、メンテナンスも簡単。ハイコスパで初心者の方にもおすすめの3Dプリンターです。
・造形可能サイズ:220×220×250mm

上記3点が実際に筆者が使用している厳選した家庭用3Dプリンターです。
小物やちょっとしたアイテム作成時にとても便利です!
想像にを形にできるアイテム
以上が家庭用3Dプリンターの選び方とおすすめ3選の解説でした。
3Dプリンターはアイデア次第で様々なモノを作ることができる便利なアイテム(ガジェット)です。
オリジナルのフィギュアやスマートフォンカバーなど、想像を形にしてみましょう!
是非、自分に合う1台を選んでみてください。

3Dプリンターは1台あると様々な小物が作れて本当に便利です!
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